つながっている美容の悩みを、早期に改善しよう
顔の大きさは骨格によるもので、生まれながらのものなのは、誰もが承知です。ただ、大きくなったと感じることがあります。徹夜が続いて、顔がむくんだとか、体重が増えた、冷え性がひどくなった、人と話さなくなった時です。
そのまま放置し続ければ、たるみやもたつきが定着します。やがて、ほうれい線、二重あご、マリオネットラインなど、はっきりしたシワにもつながっていきます。こうしたはっきりしたシワになれば、つけるスキンケアだけでは改善は無理です。
もちろん、たるみの解消も容易ではありません。深いシワができてからより、たるみの段階で改善をしたいですね。たるみサインは、実は顔が大きくなることです。
美容の悩みはつながっていて、前倒しで予防していけば、若さを維持しやすくなります。
顔が大きくなる原因とその対策についてまとめてみました。
顔が大きくなる原因
顔が大きくなる原因は、太り過ぎ、表情筋の運動不足、冷え、骨格の歪み、睡眠不足やストレスなどです。
太り過ぎ
頬が下がる原因は、顔の全ての組織が関係しているにも書きましたが、皮膚の下にある脂肪が増えすぎると、その下の筋肉が支えきれなくなります。
脂肪によるたるみは、顔全体がふっくらと丸みを帯びています。指で押すと跳ね返ってくるような、強い弾力感もあります。
体もふっくらしていれば、もう間違いなく太り過ぎです。痩せていれば、むくみでしょうか。
改善策はダイエットで、顔も小さくなっていきます。但し、無理なダイエットは肌荒れの元。炭水化物や脂肪を減らす人は多いですが、これらの食材には肌の保湿成分も含まれています。
食事制限やサプリメントだけでダイエットをしないことが、美肌を守ります。有酸素運動、筋肉トレーニング、食事制限とバランス良く取り入れて、痩せていきまます。
表情筋の運動不足
スマホやパソコンの見過ぎで、目の周りがピクピクしていませんか?眼精疲労から、目の周りの筋肉を疲れさせ、血行不良になります。肌の中の老廃物が溜まっている状態で、むくんでいきます。
眼精疲労だけでなく、画面を見続けて長時間、顔を動かさなければ、顔全体の血流も悪くなります。表情筋が運動不足な状態です。
動かさないまま固まった筋肉をゆるめ鍛えるには、まずは、口の周りです。口の周りにある口輪筋は、顔じゅうの筋肉とつながっていますので、口輪筋を動かすことで、他の筋肉も引っ張られて自動的に鍛えられていきます。
食事は良く噛み、友達とおしゃべりをしたり、ガムを噛んでみたり、化粧室の鏡に向かって表情筋トレーニングをしたりと、短時間でも続けると違ってきます。最近流行りの『毒だしうがい』も、食後に行うこともおすすめします。
筋肉が血管を収縮させて、溜まっていた老廃物を押し流し、むくみを改善させます。
冷え
体が冷え性な方は、肩や首のこりも悪化させて、顔まで血液が届きにくくなります。巡りが悪いと老廃物がたまり、むくんでいきます。
まずは体を冷やさないこと。首、手首、足首は特に要注意です。これら3つの首は、脂肪や筋肉に覆われていない分、冷えやすくなります。他に大動脈が通っている脇の下や、足の付け根などを、カイロで温めても効果があります。
顔だけが冷たい、冬布団から出ているので気になって、眠れないこともあります。
顔冷えは、顔とつながっている頭皮が硬いことも、原因の一つです。頭皮の巡りが悪いと、眼精疲労にもつながり、眼精疲労から肩こりや首こりになっていきます。毎日、シャンプー前や寝起きに頭皮マッサージを、行ってみてください。
顔冷えしやすいなら、顔のリンパを時々刺激して、たまったリンパ液を押し流す必要があります。そのままにしておくと、巡りが悪くなり、首から暖かい血液が届きにくくなります。冷えの悪のスパイラルです。
骨格の歪み
骨格が原因で顔の大きい場合は、諦めるのは早いです。骨格がゆがむことで、大顔になることはあります。
顔の骨格のゆがみの原因は、なんと骨盤の歪みだそうです。骨盤がゆがむと、頭蓋骨をゆがませ、あごが外れる危険性もあるそうです。
顔の骨格がゆがめば、筋肉のバランスがずれて、うまく老廃物を押し流せなくなります。骨格のずれで顔を大きくなるし、むくんで大きくなってしまいます。
骨盤のずれは、悪い姿勢や足の筋力の衰えが原因となります。足を組むと、骨盤をずらさせますが、足を組むのは、足の「内転筋」と「中殿筋」という筋肉が衰えているためです。
顔の骨格は、骨盤が、骨盤は足の筋肉に関係しているといえるでしょう。顔を大きくさせないためには、足の筋トレも少なからず必要と言うことになるのですね。
睡眠不足やストレス
睡眠不足やストレスで顔が大きくなる経験は、誰しもあることです。睡眠不足やストレスを抱え込んでいる時は、交感神経が優位になっている時です。交感神経は日中に分泌され、戦いの神経と呼ばれています。冷えを優位にさせて、巡りを悪くします。
良質な睡眠をとるために、就寝の1時間前はスマホやパソコンを見ないで、12時前には必ず就寝するようにします。
ストレス発散は、言葉にするほど簡単なものではありません。ストレスで冷える、巡りを悪くする現象から、改善させる方が簡単です。ストレスは、外部の刺激から起きるもので、一人の力ではそう簡単に解消は難しいですよね。
毎日バスタブにつかり体を温める、就寝前にストレッチを行い体の筋肉をほぐして巡りをよくします。
顔もストレスで、少なからずこわばっているはずです。お気に入りの香りのクリームで、リンパを軽く押したり、温熱効果のある美顔器を使用して顔を温めてみてください。
温熱効果の美顔器は、超音波やラジオ派などを利用したもので、整形外科などでも使用されていますが、家庭用も続々と増えています。顔が温まりますので、顔冷えにも効果がありそうですね。
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